2016年12月28日水曜日

ボランティア視点のトレイルランニングレース7 | FTR100&FT50

まずはじめに


来年のFT50にエントリーしてみようかな、
と思い始めたくらちゃんです。

エントリーするには30km以上のレースの完走記録が
必要なようなので、2017年5月のレースにエントリー済。

38km。

このくらいは仕事カメラ持って
動き回れるようになりたいものです。

今回は補給のこと


50km、制限十数時間となると途中での補給が不可欠です。
今年(もうすぐ年が変わってしまう!)の大会では
エイドごとに特色あるものを提供していたのですが、
僕がいたA8(FTR100の80km地点)エイドでは
豚汁を出していました。

サルベージさんに作っていただいた豚汁

これ、秩父のイタリアンレストランのサルベージさんが
大会のために用意してくださったんです。
さすがと言うべきか、出汁をとるところから丁寧に
作ってくださったようで、味見したエイドスタッフには
好評でした。
(僕はタイミングなくいただけませんでした…)

でも、80kmの山道をたどってきた選手の中には
肉の脂身を受け付けない人もいて、ちょっと複雑な
気持ちになりつつ、なるほどーと思っていました。
来年自分が走るとしたら、補給は避けて通れないからです。

ここで過去のロングトライアスロンの振り返りを


ちなみに、トレイルランでは2時間程度のレースしか
走ったことないですが、トライアスロンでは
ロングのレースを4回完走しました。
(5回目は集中豪雨で途中で大会中止)
4回ともタイムは12~14時間だったので、
レース中補給はしていましたが、もう10年前のことで
細かいことは忘れてしまいました。

それでも記憶に残っているのは、2006年の
アイアンマン五島長崎のとき。
当時のトップ選手がエナジージェルを
バイクボトルいっぱいに詰めて走っているという
話を聞いて、自分も試してみたんです。

見事に失敗しました。

味に飽きてすぐに受け付けなくなりました。
そして、口を動かすの大事だと気づきました。

途中のエイドでもらったPower Barを食べて
元気になれたんです。

それ以降、補給食には固形物を混ぜるようにしています。

最近の山用行動食


過去の経験から、山に出かけるときはミックスナッツを
行動食のメインにすることが多くなりました。
ドライフルーツを足してトレイルミックスにしたり。
加えて炭水化物もの。

ということで


遊びのときはこれでいけるのは先日確認しましたが、
レースになると頑張ってしまうはずで、
体の内外にダメージが溜まっていくはず。
その時に自分が何を食べられるのか、
みなさんは何を食べているのか、
大会の時の選手の反応はとても参考になりました。

こんなことを考えていると、選手もボランティアなど
大会運営に関わると良いことあるよな、と
改めて思います。

まだボランティアをしたことのない選手は、
来年のFTRでボラデビューしてみてください。


★走るカメラマンくらちゃんのHPはこちら→A Location Running Photographer

2016年12月20日火曜日

撮った写真をより良くする方法 | トリミング

まずこちらの写真を見てください。


これは最近Instagramにアップしたものです。

空中を走っているようなこの写真、
どう撮ったでしょうか?



正解はこちら。


これがオリジナルの写真です。

土手のように高くなっているところを走ってもらい、
それを下から見上げるように撮りました。

さらにここから切り出して、オレンジ色だけを残して
モノクロにしたのがトップの写真になります。

正直、撮った直後はがっかりでした。
おもしろい写真が撮れそうだと思っていた場所で
イメージしていた画角で撮ったのに、
平凡で残念な写真にしかならなかったのですから。

でも、せっかく遠くまで出かけて撮ったのだから、
削除してしまうのはもったいない。
どうにか生かす道はないものか。

そこで、オリジナルの中で良い部分を探しました。

見えたのは、背景が雲ひとつない快晴で
すっきりシンプルなこと。

この良さを生かすには余計なものを極力排除したい。
ここでは地面が邪魔です。

そこで、地面が入らず、足先から頭まで入るように
トリミングしました。

できれば右足先まで全部画面に入れたかったんですが、
伸びている草が入ってしまうのが嫌だったので
草と一緒に右足先をも切りました。

トリミングに対するくらちゃんの考え方


必要ならバシバシ トリミングするよ

これが僕の考えです。

いつもお世話になっている報道カメラマンの方や、
このブログを始めるきっかけを与えてくれた師匠も
トリミング肯定派なので、影響を受けています。

三脚使った風景写真やブツ撮りであれば
はじめから余計なものが画面に入らないように
することもできますが、手持ちで動体を
撮るならほぼ無理なことです。

それに、上の例のようにトリミングによって
ぜんぜん違うイメージの写真にするこもできます。
撮った後で浮かんだアイディアをトリミングで
試すのはすごく面白いです。

切ってみて見つかった新たな視点は、
次の撮影で生かせます。
その時はトリミングなしで済むように
最初から狙えばいいわけです。

これ、1回の撮影で撮影技術の引き出しが
何パターンも身につくことになるので、
ビギナーほどトリミングを試すのが良さそうです。

『撮って切る ほど上手くなる トリミング』


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ボランティア視点のトレイルランニングレース6 | FTR100&FT50

トレイルランニングレースのボランティアをして良かったな、
と感じるのは、大会終了後もお楽しみが続くからです。

先週末、エイドの中心メンバーが発起人になってくださって、
大会関係者10名で大会コースのA8エイドから
ゴールの秩父神社までの約30kmを辿ってきました。

僕自身はトレイルのレースを走った経験は2回しかなくて、
しかも2回とも15kmほどの2時間かからない大会でした。
遊びで20kmくらいのトレイルを移動したことはありましたけど、
初の山道30km、けっこう不安だったんです。

でも、強い人に引っ張られ、素敵な人たちに和まされ、
意外にやるじゃん埼玉の山も、なコースと景色を
楽しんでいたら、8時間があっという間でした。
もし来年FT50にエントリーしても、最後まで
たどり着けるんじゃない?って勘違いするくらい。

充実の1日をありがとうございました。

ボランティアやって仲良くなれる理由


単純に、同じ釜の飯を食ったからだと思います。
今までの経験で、寝食を共にすると関係が
深まりやすい気がしています。
だから、学生の時の運動部仲間とは
今でも関係が続いてることが多いです。

だから、チームで合宿をしてみてください。
きっと良いことありますよ。

※この日はカメラ修理中で写真ありません


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2016年12月7日水曜日

プロボクサー『松尾 雄太』選手の撮影

右ストレートを打ち込む松尾選手

先日、プロボクサーの松尾雄太選手を撮らせていただきました。

松尾選手はJBC(日本ボクシングコミッション)フライ級1位!
来年初頭にはタイトルマッチだそうです。

打っているときは上の写真のように鋭いイメージですが、
話しているときは素朴で柔らかい印象です。
青森出身と知って納得しました。

その人柄のためだと思いますが、サポーターの方が
応援用のグッズを作ってくださるそうで、その素材写真を
撮るのが目的でした。

プロボクサーですし、ランキング1位なので
取材などで撮られ慣れているのかと思っていましたが、
実はそうでもなかったみたいで意外でした。

最初は(お互いに)硬かったと思いますが、
パンチを打ち込んでいるところを撮る段になると、
さすがプロボクサー。
眼前の空間に相手が見えているのか
目つきが半端なく、それがまたかっこいい!

タイトルマッチで勝ってさらに上を目指してほしいです。
今回の写真がほんの少しでも役に立てば
こんなにうれしいことはないです。

応援してます!


★松尾選手のブログはこちら→マツオ雄太(ユータ松尾)のブログ

松尾選手の普段はこんな笑顔 くらちゃんはピース苦手


★走るカメラマンくらちゃんのHPはこちら→A Location Running Photographer

2016年12月5日月曜日

ボランティア視点のトレイルランニングレース5 | FTR100&FT50



えー、どこまで書いたっけ?

もう、思い出したことを書くことにします。

事前準備


今回、各エイドにはミッションが与えられていました。

それは、

エイドごとの特色を出すために、
テーマを決めて演出する

というもの。

これはトレイルランニングレースらしいところかもしれません。

どういことかというと、FTRではチーム単位で
エイド運営を任されていたのです。
つまり、日頃から連絡を取り合ったり、
一緒に山へ出かけたりしている仲間が集まって
1つのエイドを仕上げるということ。
結束しやすく、盛り上げやすくなります。
エイドスタッフの管理も各チームに委ねられていたようです。

それで、エイドごとに予算をつけて、
その範囲内でテーマ決めて好きなようにやってね、
ということだったのでしょう。

天候含めて不安定な状況になりやすい山では
急作りのチームで失敗することもありますから、
ありなんだと思います。

逆に僕のように無所属単独行動人には
溶け込めない不安がつきまといます。

第1回の昨年は家から近いからという
流川のような理由で参加しましたので、
レース前日の1日目はそこそこドキドキしていました。

輸送の仕事が始まってみると、輸送班のみなさんが
気さくで頼もしい方ばかりだったので、
安心して仕事できましたけど。。

ちなみに、去年輸送班でお会いしていた方と
今年はペアで仕事できたのは良かったです。

話を戻します。
このFTRのボランティアを通じて感じたことがあります。
山系の方々にはやや内向きの方が多いのかな、ということ。
話してみると気さくで良い方ばかりなんですが、
団体やチーム単位だとグループで固まっているように
見える気がするんです。

偏見かもしれません。
でもちょっとだけ、そう思いました。


去年ご一緒させていただいたFunTrails運営の
A8エイドに今年も混ぜていただきました。

FunTrailsはレース主催の母体と言ってもいいチームです。
そこで決まったテーマは『青』。

代表の奥宮選手がいっつも青いウェアを着ていて
青のイメージが強いからだそうです。

事前準備から色々やっていたのですが、
詳細は後日に回すとして、出来上がった
エイドは上の写真の通りです。
電飾も青、おっくんの等身大パネルも
電飾で飾りつけ。
ボランティアが着るベストも青でしたので、
青々としたエイドができ上がりました、とさ。


何日もかけて書いているので支離滅裂になってしまいました。
すみません…

2016年12月1日木曜日

今週末です | 第2回撮影会ジョイラン

12月3日の土曜日は、第2回撮影会ジョイランの日です。

詳細はこちら→第2回撮影会ジョイラン@多摩湖

当日カメラマンを務めるちょーさんが現地の下見をしてきてくれました。
その一部をここでご紹介しますね。

紅葉と草と青空 赤緑青の3原色

今週末は紅葉の最終盤になるでしょうね。
これだけ見事な木のそばに誰もいないというのが
この場所の魅力です。

銀杏

銀杏の木は葉が落ちてしまったそうです。
ちょっと残念ですが、黄色い絨毯の上を走る様子が撮れるので、
むしろ歓迎かも。

秋のトレイルの醍醐味

この道を走る音が聞こえてきそうです。

今日までお申し込みいただけますので、
上の写真の場所を走る姿をイメージした方は
ぜひご一緒しましょう!

2016年11月30日水曜日

ボランティア視点のトレイルランニングレース4 | FTR100&FT50

FTR A8エイドで提供 秩父ワインゼリー

トレイルランニングレース『FTR100&FT50』のボランティア記シリーズ、
今回で4回目です。

第1回はこちら→ボランティア視点のトレイルランニングレース1
第2回はこちら→ボランティア視点のトレイルランニングレース2
第3回はこちら→ボランティア視点のトレイルランニングレース3

前回の投稿に各エイドで提供予定になっていた飲食料リストを載せました。
それをご覧いただくと、特色ある食べ物を提供することになっていたのがわかります。

僕が関わったA8では、

  • 秩父ワインゼリー
  • 豚汁
  • しゃくし菜漬
がそうです。
どれも奥宮選手が、選手としてレース中に欲しいと思うものを
埼玉、秩父など地元の企業や飲食店にご協力いただいて
用意していました。

豚汁をご用意いただいたのは秩父のイタリアンのお店『サルベージ』。
お店のサイトには、この豚汁の仕込みで通常営業はお休みと
書かれていました。

相応の代金が支払われている(はず)とはいえ、
いつもと違うことをするのはかなりの負担だったはず。
ありがとうございました。
秩父の山歩きの時には食事で寄らせていただきます。


ワインゼリーについては提供方法の工夫に触れます。

上の写真のように、ゼリーは閉じた袋に入っているので、
食べるときは袋を破らないと出てきません。
でもこの袋、けっこう破きにくいんです。
長距離走ってきた選手には負担です。

そこで、エイドスタッフは袋上部をハサミで全カットしていました。
それで一気に食べやすくなりました。

こういう工夫は現場での気づきから始まります。
A8には細やかな気配りのできる方が多いのが
印象的でした。


ところで、しゃくし菜漬はどこへいったのでしょうか。
いまだに謎です。

2016年11月28日月曜日

ボランティア視点のトレイルランニングレース3 | FTR100&FT50


トレイルランニングレース『FTR100&FT50』のボランティア記。
早く書かないと忘れてしまう…


1日目(レース前日)物資搬送

エイド物資のトラックへの積み込みが終わり、
ボラ受付をした秩父神社へ戻って昼食。
お弁当は秩父のお店の提供です。

このレースは、エイドで選手向けに出す食べ物含めて
できるだけ地元から調達するようにしているとのこと。

秩父神社には七五三で訪れる家族多数。
邪魔にならないように神社敷地内の森の入口で
おいしくいただきました。

昼食後、大会用の臨時駐車場にとめておいたトラックで、
いよいよ物資輸送開始です。

駐車場は太平洋セメントの施設の跡地で、広大。
選手の車が入っても余裕たっぷりで、
秩父神社にも近く、とても良かったと思います。

さて、僕はスポーツエイドジャパンのHさんと共に
A3, A4, A8への物資輸送を担当しました。
順番はA4→A3→A8。

道中、距離500km超制限120時間、みたいなおかしな
レースのこととか、普段しているお仕事の話とかを
お聞ききしていました。
年間40日はレース運営で各地を動き回っているとのことで、
心が力持ちなんでしょうね。

ここで埼玉県内の新見所情報を。
国道299号線から子の権現に向かう道の途中で見られる紅葉。
太陽の光が差し込む時間帯(11月18日は午後14時頃)には
緑から紅く染まっていく紅葉が見事な木が見られます。
すれ違いができない場所も多い狭い道なので、
徒歩で訪れてみてください。

A4には昨年同様いちごオレを運びました。
昨年はいちごオレがトラック内で漏れて
ベタベタになってしまいました。
その反省からか、今年は頑丈なケースに入っていたので
漏れはしなかったのですが、後日ミスが発覚しました。

いちごオレはA4とA8に置くと、事前に選手には
通知していたんです。
しかし、実際にはA8には運んでおらず…

どこで手違いがあったのかは大会実行委員会で検証、
改善検討されると思いますが、実際に運んだ者として
選手には申し訳ないことをしたと思っています。

選手向けに出していたエイドでの提供予定食リストは
我々も見ることができたので、きちんと確認していれば、
倉庫内のA8用物資にいちごオレがなかった時点で
確認、対応できたはずです。


ここまで書いて、このシリーズを書く意味が
少しはある気がしてきました。
まだ1日目の途中で先は長いですが、
最後までたどり着きたいと思います。

2016年11月23日水曜日

ボランティア視点のトレイルランニングレース2 | FTR100&FT50

引き続き、トレイルランニングレース『FTR100&FT50』のボランティアのお話です。

前回はこちらです→ボランティア視点のトレイルランニングレース1

1日目(金曜日)

物資輸送担当は大会実行委員会のエイド担当の方をリーダーに、
スポーツエイドジャパンで数々の大会運営を経験されている方や、
どこかのトレランレースで優勝したよ、という女性や、
翌日のレースではマーシャルをやるよ、という強者に加えて
家から近いからというだけの理由で参加した僕がなぜか入っている
不思議な状況。

どんな人選なんだ、と思いつつ、ここでも腹をくくります。

このレースではエイドがA1~A9までの9ヶ所。
A1~A5は100kmの選手600人が、
A6~A9は50kmと100kmの選手合わせて1200人が
通ることになります。

そこに必要な水,コーラ,食料,毛布,備品類をトラックとバンに
詰め込んでいきます。
トラック2台はそれぞれ3ヶ所のエイドを回るので、
回る順番を決めてから積み込みます。

役回りは、1人が荷台に乗ってトラック内での配置、
他の人が倉庫から荷台までひたすら物を運びます。

荷台上の人はどんな人が向いているかというと、

テトリスがうまい人

山道を走るので、前後左右にかかる力で
荷物が崩れてしまわないようにするためです。

去年、トラック内でいちごオレが漏れ出し、
ベタベタになってしまった苦い経験がありましたので
なおさら気を使いました。

このあたりはスポーツエイドジャパンの方が本領を発揮して、
手際良く積み込みできたと思います。

驚異的だったのは、A9の全物資をハイエース1台に載せきったこと。
きっちりと隙間を使い切る技は、他にはどこで生かせるだろう?

ここでお昼休憩に入ります。

続く。

2016年11月22日火曜日

ボランティア視点のトレイルランニングレース1 | FTR100&FT50

先日開催されたトレイルランニングレース『FTR100&FT50』に
ボランティアとして参加してきましたので、その様子を紹介します。

レースの概要

そもそも『FTR100&FT50』はどんなレースなのか。

主催はプロトレイルランナーの奥宮俊祐選手、通称おっくん。
コースは秩父をスタートして武甲山をはじめとする
西武秩父線の西側の山道を南下し、飯能で線路の東側へ渡ってからは
西武秩父線の東側の山道を北上して秩父まで走ります。
これが100kmで、50kmは飯能から秩父まで。
100kmの制限時間は33時間です。

ボランティアの業務内容

いろいろあるのでざっと挙げると
  • コース整備
  • 受付
  • エイド
  • 輸送
  • 誘導
  • マーシャル
などなど。
レース自体が2日間にわたるので、レース週末は
前日から業務があります。
この中で今回僕が担当したのは輸送とエイドでした。

1日目(金曜日)


前日の金曜日は9ヶ所のエイドに食料や水などを運搬する
業務を担当しました。

まず、自宅からスタート会場の秩父神社に移動です。
国道299号線を北上していくと、目に飛び込んできたのは
紅葉した木々。
全体的に茶色っぽいところが埼玉らしい。
同時に、選手はこの紅葉を楽しんでくれるだろうか、とも。

朝9時にボランティア受付を済ませると、1日目の仕事にかかりました。
当初事務局から送られてきた資料には、1日目の僕の仕事は
前日の選手受付となっていました。
でも、実際にはエイド物資の輸送…

ここで文句は言いません。
昨年のボランティアで予想外のことばかりだったので、
臨機応変に対応するしかないとわかっていたからです。
昨年も初日に物資輸送をしたので、経験者として
今年もあてがわれたのだと思います。

ところで、昨年のボランティアの様子はこちらが詳しいです→STEP WEB

昨年の物資輸送は飯能で車(アルファードクラス!)を借りるところから始まり、
養生をして、
秩父に移動し、
物資を積んで、
各エイドに運ぶ。

こんな流れでした。
養生終わった時点でお昼だったので、
最後は何時になることか、と思ったものです。

今年は市街地の倉庫に必要物資が各エイド毎に仕分て
保管されていて、車も2tトラックとハイエースバンで
養生不要。
1年で隔世の感ありでした。

続く…

2016年11月16日水曜日

開催ご報告 | ランスタイル撮影会@お台場


ランスタイル撮影会と題したイベントシリーズの第1回目を
先日お台場で開催することができました。

初の試みでしたが男女2名ずつ計4名の方にご参加いただき、
半袖ハーフパンツで過ごせるほどの絶好の天気の下、
楽しく撮影することができました。

どんな写真が出来上がったかはこちら→JSBMのブログ


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2016年11月6日日曜日

最終下見、してきました | 第1回ランスタイル撮影会@お台場



いよいよ来週末に迫ったイベント

第1回ランスタイル撮影会@お台場

の最終下見をしてきました。

以前、ひとりで出かけた下見で
撮影ポイントはほぼ決めていましたが、
今日は一緒に活動している人にも
同行してもらって、意見をもらいながら
確認してきました。

思っていた通り、ひとりでは気がつかなかった点や
新たな撮影ポイントが見つかって、充実した
下見になりました。

風は強かったですがクリアな青空で、
最高の条件でした。
下見にはもったいないくらいに(笑)

11月12日の当日も今日のような天気に
なってほしい。

お楽しみに!


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2016年11月3日木曜日

上空を飛ぶ飛行機を撮影したい人へおすすめの機材

CANON New FD 100-300 F5.6L 

今日は航空自衛隊入間基地で航空祭でしたね。
去年聞いた話では、30万人もの人が詰めかけたとか。
恐ろしいw

航空祭の目玉はなんといってもブルーインパルスだと思います。
編隊を組んだまま急旋回したり、飛行機雲で青空にハートを描いたり。
戦闘機に興味ない人でも、一度見れば単純にすごい!
と思うのではないでしょうか。

そんな飛行する戦闘機を撮る人も多く、たいがいは大砲のような
レンズをつけたカメラを持っています。

なぜか?

やっぱり機体を大きく写したいからでしょう。
スマートフォンはハートを撮るのに最適ですが、
上空の機体を撮るのには向きません。

大きく長い=焦点距離の大きなレンズを使えば、
遠くのものを大きく写せます。

しかしそんな機材は…

大きく、重く、高価。

そこで、僕は

オリンパスかパナソニックのミラーレス一眼カメラ



キヤノンFD系マウントの超望遠レンズ

の組み合わせをおすすめします。

オリンパスかパナソニックのミラーレス一眼をおすすめする理由


まず、イメージセンサーが大きすぎないのと
一眼レフカメラのように内部にミラーがないので
小型軽量です。

次に、マウントアダプタを介していろんな規格の
レンズをつけられます。

そして、レンズ焦点距離よりもさらに望遠になります!

キヤノンFD系マウントの超望遠レンズをおすすめする理由


性能の良いレンズが比較的安く手に入るからです。

キヤノンFD系マウントはフィルム時代の規格です。
前身のFLマウントが1960年代~だったので、
もう50年近く前のレンズもあったりします。

ミラーレス一眼が出始めてすぐにマウントアダプタを使って
古いレンズを最新のデジタルカメラにつける遊びが盛んになりました。

マウントアダプタ自体はフィルム時代から色々あったのですが、
キヤノンFD系は構造上の問題でアダプタ遊びができませんでした。
つまり需要がなくて中古価格も低いままでした。
これ、継続中です。

オリンパスのミラーレス一眼×キヤノンのレンズでどうなるのか


上の写真のレンズは、CANON New FD 100-300 F5.6Lです。
これをオリンパスのミラーレス一眼につけると、
望遠端では600mm相当の画角になるんです。
月を撮ればクレーターまでばっちり写ります。

古いレンズには手ぶれ補正機能がありませんが、
ご心配なく。
オリンパスのボディについています。

F5.6って暗くないか?

大丈夫です。
晴天の大空を飛ぶ飛行機を撮るならさらに絞らないと
明るすぎてシャッタースピードの限界を超えます。

オートフォーカスではなくマニュアルなのには
慣れが必要になると思います。
航空祭などではブルーインパルス以外の
飛行もありますから、メイン以外のイベントで
練習しておけば本番で慌てることもありません。


マイクロフォーサーズのカメラを使っていて
もっといろんなレンズ、古いレンズを試してみたい
という方はお声がけください。
上のレンズ以外にもまだまだ、計20本以上ありますので
大いに悩んでもらえると思います^^


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2016年10月27日木曜日

超望遠レンズらしさの出る撮影ポイント | 圧縮効果を狙う

以前の投稿で広角レンズの特徴を生かした撮影について書きました。


広角レンズの特徴はもう少しありますが、今回は望遠レンズを取り上げますね。

そもそもカメラのレンズは焦点距離によって大きく

  • 広角
  • 標準
  • 望遠
に分けられます。
広角と望遠の外側に超広角と超望遠があります。

いちばん分かりやすい違いは、望遠になるほど遠くのものを大きく写せるということでしょう。
それを活かすなら、はるか遠くのランナーを撮るときに望遠とか超望遠レンズを使います。

でも、それだけじゃ当たり前すぎて物足りない。
広角レンズのように歪みとか特徴はないのでしょうか。

あります。

その1つが、『圧縮効果』です。

どういうものかというと、遠くのものも近くのものもまとめて
1つの画面に圧縮されたように写ってしまうことを言います。

広角の遠近感とは逆で、遠くものも近くにあるように見えて(写って)しまうので
不思議に感じられる写真になります。
画角600mm相当 F5.6 1/640秒 ISO200 嬬恋村で撮影
この写真は昔のフィルムカメラ用のレンズの焦点距離で表すと
600mmに相当する画角で撮りました。
これって超望遠です。

カメラからランナー(くらちゃん)までは50mはあったと思います。
画面奥に道路が続いていますが、カーブまでは100m以上離れています。

こんな風に、数mから数百mの範囲が画面内でかなりの大きさを持って
入ってくるのが圧縮効果になります。

この特徴を生かしてどんな写真をとるか、ぜひ実践してみてください。


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2016年10月24日月曜日

ボディメイキングの世界をひた走る人の撮影

杉村恭平さん(ベストボディジャパンファイナリスト)

ボディメイク、ボディメイキングという言葉をご存知ですか?

トレーニングや食事で魅せる肉体を作り上げていくことをボディメイキングと呼んでいます。

昨日はそのボディメイキングの分野で活躍中の杉村恭平さんをゲスト講師に招いての
撮影会を開催しました。

杉村さんはベストボディジャパンの大会ファイナリストで、
雑誌『Tarzan』2016年5月7日号の腹筋特集でモデルとして採用された
実績も持っています。

普段はボディメイキングの指導だけでなく、様々なイベントに出演されています。


栄養素について解説中

昨日はまず杉村さんから体作りに必要な栄養素と食事法について
詳しく解説してもらいました。
参加者の方も普段から栄養や食事の知識を学んだり、
実践されていましたが、足りていなかった部分や
これからの取り組み方法を杉村さんと議論することで、
新たな気づきがあったようです。

最後は余白が全部埋まったほど

続いて現状の体つきを把握するために撮影をしました。

普通の人にとって、撮影設備の整った場所でモデルになることは
あまりないと思いますので、新鮮な経験だったと思います。

せっかくなので、立ち方やポージングも変えてもらって撮影し、
写真になったときの見え方がどう変わるかも体感してもらいました。
(ここに出せないのが残念)


今回は参加者のみなさんに体作りのきっかけにしてもらおうと思って
企画しましたので、また数ヶ月後に、今回の気づきや学びを
生活の中で実践してもらった成果を見せていただきたいと思います。


杉村さんと一般人(僕)の差

僕も貧弱なほうではないと思ってますが、比べると愕然としますね。
アメリカの退役軍人の自殺者の現状を知ってもらうための
腕立て伏せチャレンジがありますが、誰か振ってくれないかなー
と思ってたり、するかも^^


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2016年10月22日土曜日

日本一ゆるいランニングイベント『ランフェス』に参加してみたところ…

10月16日、『ランフェス』に参加したんです。

会場に着くとお姉さま方に衣裳を着せられ、気がついたらバニー服着たメイドになっていました。

僕が写っている写真は…ありません。
いえ、なかったことにさせてください。

だから、チームでもらった特別賞の賞品、琉球ガラスのグラスで勘弁してください。

2016年10月20日木曜日

走るカメラマンの撮影スタイル

走るカメラマンスタイル


















走っている人の写真を撮るときの僕のスタイルがこれです。

レンズ交換式カメラを片手に、自分も走れる格好で。

この写真に写っているレンズだけでは対応できない場面があるので、
トレイルラン用のバッグに交換レンズを2本と予備バッテリーやSDカード、
場合によっては一脚も突っ込んで背負って動き回ります。

先日のハロウィンジョイランの時はさらにもう1台、カメラを持っていました。
(ハロウィンジョイラン当日の様子はこちら→YouTubeです)

なぜ2台のカメラを持っていたのか?

それは、レンズ交換の時間を節約するためです。

1本でどんな場面でも撮れれば交換する必要もなくて楽なんですが、
そんなレンズはありません。

そこで、1台には標準ズームレンズをつけ、
もう1台には望遠ズームレンズをつけておいて
シーンと撮りたいイメージ応じてカメラごと交換して
使い分けました。


もし撮影風景に興味がわきましたらこちらのイベントへどうぞ(笑)
第1回 ランスタイル撮影会@お台場


★走るカメラマンくらちゃんのHPはこちら→A Location Running Photographer

2016年10月18日火曜日

ちょっとそこまで | 佐世保バーガー

佐世保はBig Manの佐世保バーガー。

ベーコンから食欲をそそる香りが漂ってきて、おいしかったです。

写真見ながらこれを書いていて、お腹が空いてきました^^;
もう夜中なのに…

2016年10月15日土曜日

第2回ワークショップ 開催します

















一眼カメラでの撮影をもっと楽しくするためのワークショップの第2回め、開催します。

題して、

一眼を持ってるのについiPhoneで撮ってしまう人向け

『一眼らしい写真を撮るワークショップ02 シャッタースピード編』


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日付
 2016年11月23日(水) 勤労感謝の日

時間
 午後0時~午後3時頃まで

場所
 埼玉県入間市ジョンソンタウン
 ジョンソンタウンについてはこちら→http://johnson-town.com/
---

今回のテーマは「シャッタースピード」です。

ちなみに、第1回は「絞り」でした。
第1回の様子はこちら→http://loca-run.blogspot.jp/2016/09/1.html

写真ってフィルム、デジタルカメラでは撮像素子に当てる光の量を
コントロールしてやるものだと思います。

その調整をするのが「絞り」と「シャッタースピード」です。
2つ(本当は感度が加わるので3つ)を自動制御して、
写真にしたときにいい感じの明るさになるようにするのが
いわゆるオートです。

iPhoneをはじめとするスマートフォンのカメラは
基本的にオートで撮ることになっています。

でも、一眼カメラではこの2つを自分でコントロールできるんです。
だからこそ、「絞り」と「シャッタースピード」を意図的に変えてやれば、
スマートフォンとは違う、一眼らしい写真が撮れます。

上の写真では枝葉がブレています。
あえてシャッタースピードを遅くしたからです。

---
といった感じで、カメラの基本機能をもう一度おさらいして、
ジョンソンタウン内や近くの公園での撮影を楽しもう、という主旨です。

一眼カメラを持っていなくてもOKですよ。
僕はスマートフォンを持っていないので、

ちなみに、このワークショップの後、16時頃から
燻製を楽しむ会も開催予定です。
こちらへの参加もお待ちしてます。

できれば両方参加で、燻製のネタをご提供いただけると嬉しいです^^


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2016年10月13日木曜日

ロケーションランニング目線で見る佐世保

体育の日の週末、佐世保に行ってきました。

初めての場所に行くときはいつだったワクワクします。

どんな道があるかな、とか
どんなネコがいるかな、とか。

食にも興味がないわけではないですが、
優先度は高くないというのが最近わかってきました(笑)

そんな初佐世保の印象を少し。

やっぱり坂が多いね

佐世保駅は海から100mくらい内に入っただけの所にあって、
さらに200m内にいけばもう急坂が山に向かって走っている。
そんな場所。

岸壁に柵がない!

海をバックに走るのって画になるんです。
けど、都心からアクセスしやすいところで海がある
はお台場とか横浜とかは、岸壁に柵があって、
写真にはすごく邪魔なんです。
その柵が佐世保港にはない!
駅から50mでアクセス最高です。

弓張岳からの絶景

市街地からすぐのところにある弓張岳。
標高は400mもないくらいですが、山頂から見えるのは
九十九島や自衛隊、アメリカ軍の艦船。
(たぶん)10%の坂を数キロ登り続ければ出会える
素敵な景色です。

巨大船に萌える

佐世保重工業(SSK:佐世保船舶工業)の広大な敷地が
街中を走る主要道路のすぐ脇にあります。
そこではタンカーのような巨大な船舶が
作られていて、建造のための機械までも巨大。
人工物とランナーのコラボもありです。

今回行けなかった九十九島は、SUPなんかで
巡ったらきっと楽しいんでしょうね。

2016年10月9日日曜日

保育園の運動会の撮影方法 | 機材のこと

人生初の運動会に出る男の子の雄姿を記録するため出かけた佐世保でしたが、
悪天候で運動会は延期に…

運動会は撮れませんでした。

ここには運動会撮影のときのポイントなんかを書くつもりだったんですが、
仕方ないので持っていった機材についてだけ書きますね。

僕が自分で用意できる範囲で、これだけあれば対応できるだろうと
考えて持っていった機材です。

あくまでも僕の考えなので、一例として参考になればいいです。
もっと便利で良い機材を持っている人はそれを使えばいいと思います。

ボディ

  • オリンパス E-M1
  • E-P2
この2台を持っていきました。

E-M1に望遠ズーム、E-P2の標準ズームをつけておいて
レンズ交換なしで対応したかったのです。

E-M1に望遠ズームをつける理由は、全ての性能がE-P2より上で
大きなレンズをつけたときも持ちやすくて扱いやすいからです。

逆にE-P2はスナップ撮影向きなので広角用にする予定でした。

バッテリーは各ボディ用を2つずつ。

レンズ

メインのレンズはパナソニックの35-100 F2.8を借りて持っていくつもりだったんですが、
運動会シーズンの連休だからか、予約が埋まっていたんです。
だから100-400は仕方なく。
もし運動会が開催されていたら使っていたでしょうけど、ほとんど100~150mmで
撮っていたと思います。
マップレンタルで借りました。

オリンパスの12-40はE-P2につけて使う予定でした。
E-P2のキットレンズは14mm-42mmで広角側がやや足りないのと、
屋外で雨やほこりのことを考えると、防塵防滴の12-40に
軍配が上がります。

同じくオリンパスの45mm F1.8はポートレートのように撮る場面がきっとあるだろうと
想像したのでバッグに入れました。
運動会の競技以外のとき用ですね。
結果的にこの判断は正解でした。
運動会の代わりに、雨の中でしたが1日子供と遊びながら撮ることになったので、
7割方は45mm F1.8を使いました。

NikonとCanonはどちらもマニュアルのレンズです。
オリンパスのボディにはマウントアダプターを介して取り付けますが、
当然オートフォーカスなんかは使えません。
それを持っていったのはなぜか…

Nikonのほうは、オリンパスのボディにつけると210mm相当の画角になります。
これは、マラソンなんかの選手を撮るカメラマンがよく使う画角で、
離れたところにいる人を変な歪みなく撮れるメリットがあります。
ピント合った部分以外は適度にボケてくれてメインが引き立ちますし、
必須の焦点距離だと思っていました。

だからこそ、パナソニックの35-100を使いたかったのです。
でも、ないのだから他の方法でどうにかするしかない。
そこで100-400なのですが、万一うまく動かなかったら最悪です。
マニュアルのレンズなら電気関係で動かなくなる心配はないので、
予備としてバッグに入れておきました。
でも、できれば使いたくないレンズです。

CanonはNikonの半分の焦点距離で、その分広く撮れます。
といっても、中望遠レンズになりますが…
これは45mmの代替です。
個人的にはかなり好きなレンズで、

本当は標準ズームをもう1本持っていくべきなんでしょうね。

その他

  • クリップオンストロボ
  • PC
  • データ転送用ケーブル
  • SDカード4つ(64GB×1,8GB×1,4GB×2)
  • レフ板

これでほぼ全てです。
一脚や三脚はリストから落としました。
着替えも含めてカメラバッグ1つに収まったので、身軽に見えていたかもしれません(笑)
マニュアルのレンズとか参考にならないかもしれませんが、
僕が持っているものでどうするか、考えて出した答えです。
これを使えばこう撮れる、とわかっていれば、機材は絞れると思います。


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2016年10月4日火曜日

イベントのご案内 | ランスタイル撮影会@お台場
















先週末のハロウィンジョイランでお世話になった日本スポーツ&ボディマイスター協会にて、
僕の個人イベントをさせていただくことになりました!

イベント名は

第1回 ランスタイル撮影会@お台場

です。

どんなイベント?

ずばり、あなたの走っているかっこいい姿を撮って写真としてお渡しするのが目的です。

レースでオールスポーツさんが撮ってくれる写真もいいけれど、
いっつもきつそうな表情してる(僕自身の経験です)とか、
コースに選手がいっぱいいて綺麗な景色がどうもいまいち、とか。

そこで、同じジョイランガイド仲間と始めたのがロケーションランニング撮影です。
ちょうど1年前、去年のハロウィンジョイランの後でした。
それから

ここどこ?どこ走ってるの?

って思ってもらえるような写真を撮るために2人で出かけたり、時には1人で出かけたり。
家の隣のふつうの公園で、それとは思わせないようなランニング写真を撮ってみたり。

そんな楽しみを体感してみてください。

もちろん、撮った写真のデータはみなさんにお渡しします。
どのように使っていただいてもかまいません。
遠慮なくSNSにアップしてください。

イベントではただ走るのではなく、写真として見たときにみなさんに
満足していただけるものを作るため、同じ場所を何度も走っていただくことになります。
走る場所や進行方向がほんの少し違うだけで、写真になったときの
印象がぜんぜん変わってしまうからです。

だから、今回は定員を5名とさせていただきました。
少人数で、良い画作りを追求しましょう^^

スポーツエントリーで昨日から募集が始まりましたが、
すでにお申し込みいただいているようで嬉しいです。
ありがとうございます!

お申し込みはこちらから→スポーツエントリーの画面が開きます


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2016年10月3日月曜日

着地の瞬間を自撮りする方法

















先日お知らせした、新聞のコラムに使っていただいた写真がこれです。

撮り方を知りたいという声をいただいたので、解説しますね。

  1. カメラを地面近くで固定します
  2. 画角はできるだけ広角にします
  3. 絞りはできるだけ絞ります
  4. でもシャッタースピードはできるだけ速くします
  5. タイマーをセットします
  6. シャッターボタンを押したらセットした時間に合わせてタイミングよくカメラをまたぐように走ります

つまり、タイマーをセットしたカメラを地面に置いて、それをまたぐようにして撮った、ということです。

順番に解説します。

1.カメラを地面近くで固定する

目的は着地を撮ることなので、地面とシューズが写るように、カメラは地面からの高さが
20cmくらいになるようにセットします。
僕は小さな三脚を使いましが、枕のようなものの上に置くとか、カメラが動かず、地面からの
高さをある程度かせげればOKです。

2.できるだけ広角で撮る

広角で撮る理由は2つあります。
1つは、脚の上の方、できれば股関節や左膝や左脛まで画面に入れたいから。
左脚のパーツまで入ると走ってるダイナミック感が出ます。

2つめは、広角のほうがピント合わせを気にしなくてよいからです。
セルフタイマーで、しかも着地地点を完璧にはコントロールできないこの状況では、
着地が狙いよりずれてもピントが合うようにしておきます。
写真用語で被写界深度を深くする、と言います。

3.できるだけ絞る

レンズの絞りをできるだけ絞ります。
理由は2.の2つめです。
ピントが合う奥行きをできるだけ大きくとりたいからです。

4.シャッタースピードをできるだけ速くする

動いている脚をピタッと止めて写すには、シャッタースピードを小さくします。
この写真では1/640秒です。
絞っていて光が足りなければISO感度を大きくします。

5.タイマーを使う

シャッターボタンを押してくれる人がいなければ、タイマーを使います。
僕のカメラにはありませんが、タイマー撮影で連写できる機種もあります。
連写すれば撮れる確率は上がりますので、積極的に使ってください。

6.タイミング良く走る

これはもうトライ&エラーです。
撮れるまで頑張ってください(笑)。


使うカメラは、実はスマートフォンが最適かもしれません。
ほとんどピント合わせの必要なく、広角レンズがついていて高速連写もできる。
条件は満たしていますよ。

最後に、誰かにシャッターボタンを押してもらう場合は、踏んづけないように気をつけてくださいね。
あと、カメラを蹴っ飛ばしたりしないように^^;


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2016年9月30日金曜日

明日です ハロウィンジョイラン2016

明日はいよいよハロウィンジョイランです。

ちょっと心配な天気も、楽しんじゃいましょう!

写真を新聞記事に使っていただきました

僕が撮ったランニング中の写真を、新聞のコラムで使っていただきました。

撮り方のお問い合わせが多いので、後日まとめて投稿するつもりです。

少々お待ちを~

三陸新報

房日新聞

2016年9月27日火曜日

広角レンズらしさを生かしたランナー撮影方法 | 遠近感

広角レンズを使うと画面内のものの形が歪みます。
それを活かす撮り方をすると目で見るのとは違う写真が撮れます。

といった内容の投稿を先日しました。

今回は、広角レンズの別の特徴を見てみましょう。

それは、『遠近感』です。

広角レンズでは遠近感が強調されるんです。

遠近感、つまり、近くのものは大きく写り、
遠くのものは小さく写るというもの。

千葉県袖ケ浦市で撮影 モデル:くらちゃん
左の写真を見てください。

画面右に、手前から奥に向かってヤシの木が並んでいます。
手前の木は画面高さいっぱいに移っていますが、奥にいくにしたがってどんどん小さくなっていますよね。

肉眼では奥の木もここまで小さくは見えません。

広角レンズを使う時は、遠近感を意識してみてください。

広大な風景を写しつつ、カメラ近くにランナーを置くと、目をひく写真になりますよ。


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2016年9月25日日曜日

東京コーヒーフェスティバル @ UNU

昨日のハロウィンジョイランの試走の後、
東京コーヒーフェスティバルを覗いてみました。

僕、コーヒー好きなんです。
将来の夢はコーヒー農園を持って、
豆作りから精製、焙煎、抽出
そして販売までを一貫して手掛ける、
完全オリジナルコーヒーブランドを
作りたいんです。

そのためにはまずはコーヒーの木を
育てられるようになろうと思って、
苗を買ってきて育てていた時期もあります。
その子は大きくなれず亡くなりましたが…

今は自分の好みのコーヒーを探すため、
いろんな産地や精製方法、焙煎度合、
抽出方法を試しています。

新たな豆との出会いを求めて出かけた
東京コーヒーフェスティバルでの成果は、

なんと、台湾のショップ。
いいね!と思ったのは、台湾産の豆を
使っていること。
写真がそれです。

試飲させてもらった味を表現する言葉が今は出ませんので、
じっくり味わってみたいと思います。

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2016年9月24日土曜日

ハロウィンジョイラン2016のコースを試走してきました

今日は来週末に迫ったハロウィンジョイランの15kmコースを試走してきました。

当日は代々木公園発で、都心のスイーツのお店を4ヶ所~巡ります。

スイーツのお店を回るのが都心ジョイランの名物なんですが、
今回はさらに写真にも力を入れようということで、
コース上で画になる場所を探しながら一通り走ってみました。

そしたら、ここはいい!というスポットがいくつも見つかりまして、
一緒に回ったメインガイドさんとふたりでテンション上がってしまいました。

当日はそのテンションと楽しさをお伝えできるようにがんばりますので、
ご期待ください。

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2016年9月23日金曜日

マップレンタルでレンズを借りる

10月1日のハロウィンジョイランでは望遠ズームレンズをメインに使おうと考えています。

候補は2つ。


でも、どちらも持っていないので、今回はレンタルすることにしました。

ショップは新宿にあるマップレンタル

とりあえず昨日、会員登録だけ済ませてきました。

登録に必要なのは

  • 身分証明書(2種類)
  • 連絡可能な固定電話番号
  • 1500円
すごくシンプル。

パナのレンズであれば1泊2日で約3000円(保証保険料込)。

去年よりも良いものをご提供します。

2016年9月22日木曜日

ワークショップのアンケート | 回収率を上げる方法

先日のワークショップの最後に、アンケートをお願いしたんです。

よくありますよね。
次回以降の参考にしたかったので、僕も用意したんです。
スマートフォンでも入力できる形で。

紙とペンより回答してもらいやすいかと思ったんですが、
どうも逆かもしれません。

後で入力できるとわかってしまうと、後回しから忘れてしまって
入力してもらえないみたいです。

リマインドすれば入力してもらえるかもしれませんが、
連絡先がわからないとお願いすることもできません。

ということで、その場で紙に書いてもらうのが
原始的ですがいちばん確実なのかもしれません。

2016年9月21日水曜日

走る人を広角レンズで撮ってみる | 歪みの効果

12mm / F10 / 1/640秒 / ISO200


















この写真は、走っている人(モデル:くらちゃん)を地面すれすれに置いたカメラで撮りました。
脚、長いでしょう?(笑)


使ったのは広角レンズです。

広角?

反対は望遠です。

広角レンズは文字通り、広い範囲を写せるレンズのことです。
レンズには必ず焦点距離というものがあって、数値が小さいほど広い範囲を写せます。

この写真を撮ったレンズの焦点距離は12mmです。

広角レンズの特徴は、すごく単純に定性的に書くと、
  1. 広い範囲を写せる
  2. 画面の手前から奥までピントが合いやすい
  3. 画面の端ほど歪んで写る
などです。

目の前に広がる風景をダイナミックに写真に残したいときは1.と2.の特徴を利用します。

3.の特徴はネガティブに思えます。
実際、建物などを撮るときに直線をしっかり出したい場合、広角レンズの歪みはやっかいです。

上の写真で脚が長く見えるのは、3.の特徴のように、画面端に近いところにある脚が歪んで写っているからです。
歪みと書くとイメージが良くないですが、うまく利用すると目を引く写真になりますよ。


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2016年9月19日月曜日

第1回ワークショップ、開催しました

今日は

『一眼を持っているのについiPhoneで撮ってしまう人向け
一眼らしい写真を撮る方法
第1回 絞り編』

をテーマにしたワークショップを開催し、3名の方にご参加いただきました。

まず、写真の超基本的な原理と、スマートフォンと一眼のメカ面の違いを把握していただきました。
そのうえで一眼の特徴的な機能として、今回は絞りにフォーカスしました。

絞りを変えると写りがどう変わるのか、撮影実践で体感していただきました。


一眼に不慣れな人はF値のような写真用語で引っかかってしまって先に進めないと聞いたことがありましたが、今回それを実感しました。
F値が小さい=絞りが開いている(穴が大きい)という関係が、感覚と逆だと。

また、NIKONのD60やD90は、絞り優先モードだとISO感度がオートにならないというのも今回初めて知りました。

写真撮るときの主なコントロールは3つ、

  • 絞り
  • シャッタースピード
  • ISO感度
です。この3つで写真の明るさが決まります。
絞り優先モードは絞りだけは自分でコントロールして、シャッタースピードと感度は気にしなくていいモードという認識だったので、驚きました。

2つ以上のコントロールは、慣れない人にはハードルが高い気がします。

ワークショップを開いてみて、実際にやってみないとわからないことが数多くあることが実感できました。

ワークショップは今後継続的に開催していくつもりで、このブログでもご案内する予定です。
どうも一眼に手が伸びないなーと感じている人はぜひご参加ください。


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2016年9月18日日曜日

ハロウィンジョイラン ガイド決起会

数日経ってしまいましたが、ハロウィンジョイランのガイド仲間と、イベントに向けた決起会をしてきました!

ガイドみんながいろんなバックボーンを持っていて、個性的でおもしろいんです。
話しているとどんどん新しいアイディアが生まれてくる、ポジティブな集団です。

イベントの目玉は都心各所のスイーツなんですが、ガイドとも絡んでみてください。
新しいランの楽しみ方が見つかりますよ。

あ、こっちから絡みにいきますのでご心配なくw

ハロウィンジョイランのお申し込みはこちらから

参加している練習会 | キャタピランRC

僕が参加させてもらっているランニング練習会は

『キャタピランRC』

です。

キャタピランは、たくさんのコブのついたゴムひも型の靴ひもで、結ばなくてよく、緩まないのが特長です。

トライアスロンから来ている僕としては、バイクからランへのトランジットタイムを短縮できるので都合が良いんです。
昔はパンツの腰に通すようなゴムひもを使っている選手もいましたが、キャタピランが出てからはシビアにタイムを追及する学生トライアスロン選手で使っている人が増えているみたいです。

で、そのキャタピランRCは、キャタピランをつけていれば誰でも参加できる練習会です。
月2回、第2と第4の火曜日の夜に、半蔵門のジョグリス集合で皇居周回や街ランをして楽しんでいます。

タイムを目指したトレーニングをするわけではないので、気楽に参加できるのが気に入ってます。
もちろん、集まる人たちがみんなおもしろいから参加しているんですが。

キャタピランの詳細はこちらから→CATERPY公式ホームページ

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2016年9月15日木曜日

モデルになってくれるランナーさんと出会う方法

走る人の写真を撮るにはモデルになってくれるランナーさんが必要です。
(自撮りでもいいんですがw)

どうしたらモデルを探せるでしょう?

グラビアモデルでありそうな、街中で声をかけるというのもありですよね。

でも、見知らない人にモデルを頼むのは勇気がいるし、声かけられたほうも構えますよね。

タイミングも難しいです。
走っている人は走りを楽しんでたり、トレーニングしているわけですから、
それを知らない人に邪魔されるのは気分良くないはずです。(僕ならそう)

もっと簡単な方法があります。

練習会に参加するんです。

今ならfacebookやMeetupなんかでいくらでも練習会を探せます。
そこに参加すれば、他の参加者と知り合えます。
懇親会付きの集まりも多いですからなおさらです。

都心に通える人には特に有効な方法です。
モデル関係なく、いろんなバックボーンを持つ人たちと話せるだけでも刺激があって良いですよ。

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2016年9月12日月曜日

『ハロウィンジョイラン』のご案内

走るカメラマンとしてお手伝いさせてもらっているファンランイベント『ジョイラン』の特別大会が10月1日に行われます。

ジョイラン☆2016特別大会 ハロウィンジョイラン→詳細はこちら

このジョイランイベントは、日本スポーツ&ボディマイスター協会が行っていて、普段は協会に党としているガイドが独自の企画を作って各地でファンランイベントを開いているのですが、年に数回、特別企画があるのです。

ここ数年は10月の最初の週末に、一番早いハロウィンイベントして特別大会を開いていて、100名近い人が参加しています。

ハロウィンらしく、たくさんのスウィーツ店に寄って食べ走る(歩く)予定です。
協賛店ではお土産ももらえますよ。

コースは5km、10km、15kmの3つから選べますので、走るのに自信がなくても大丈夫です。
ご参加をお待ちしてます!

ちなみに、僕は15kmコースチームと一緒に走りながら写真を撮らせてもらう予定です。
撮った写真はイベントサイトから自由にDLしていただけますので、仮装で参加していただけると素敵な写真ができて楽しいですよ。

ジョイラン☆2016特別大会 ハロウィンジョイラン→お申し込みはこちらからどうぞ

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2016年9月8日木曜日

走るカメラマンとしてのトレーニング

走るカメラマンとしてランナーを撮るには、自分も走れなければならないのです。
当然ですけど。

そこで、僕がしているトレーニングのことを少し。
  • ゆっくり走る
  • 泳ぐ
  • 歩く
  • 自重で筋トレ
普段は主にこの4つです。

中でも歩くことは欠かしません。
歩くときは常に走ることを念頭に。
もちろん、歩きスマホなんてしません。

もう1つ、歩きながらしていることがあります。

それは、ロケハンです。

画になりそうな場所、光を探しながら、歩きます。
気になった場所では立ち止まったりメモ写真を撮ったりして、
撮影候補地を増やしていくのです。

知らず知らず長時間歩くことになるので、エネルギーを使います。
太る余裕はありませんよ。

ちなみに、僕はもう20年間、体重がほとんど変わっていません。

ぜひ試してみてください。

2016年9月7日水曜日

トライアスロンの撮影

CANON 1DX / CANON 70-200 F2.8 / f14 1/400秒 ISO500


















9月4日、トライアスロン学生選手権@香川県観音寺市の撮影をしてきました。

写真は男子のスタート号砲直後、選手が海に向かって飛び出した瞬間です。
150人以上の選手が一斉に前を争う様子は迫力ありますよ。

トライアスロンは毎年10月にはお台場で日本選手権が開催されています。
マラソンと同じで観戦は無料ですので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

2016年9月3日土曜日

リベンジ!葉山ボーロ

















夏!と言えば海!

ということで、7月末にビーチでランナーの撮影をしようと逗子・葉山へ出かけたのです。

移動に利用したのは京急の『葉山女子旅きっぷ』。
品川⇔新逗子往復+ランチ+おみやげで3000円。
ランチとおみやげは選択肢多くて、どれも1000円以上の値段のものばかり。
だからすごくお得な切符なのです。
男でも買えるのが◎。

この時おみやげに選んだのがMARLOWEのプリン。
ついでに葉山ボーロも買ったのです。

ビーチで食べよう!って喜んで店を出て浜へ着いたら、とりあえず遊ぶよね。
ってことでひとしきり遊んでからいざボーロを食そうと思ったら…

風で飛ばされたビーチの砂がボーロにくっついていて、すっかり砂団子になっていました…

悔しくて悔しくて、いつか食べてやろうと思っていたら、1か月後の湘南OWSで逗子へ出かける機会がありまして、めでたくリベンジできた、というお話しでした。

2016年9月1日木曜日

ロケーションランニング撮影候補地






















ロケーションランニング撮影はほとんどの所でできますけど、どこでもいいってわけじゃありません。

まずは景色として見て惹かれる所。
え、何ここ?って二度見してしまう所もいいです。
そして、ランナーが入ったら引き立ちそうな所。

この2つか3つが場所探しのベースです。

だから、僕の場合はまず1つめ、景色として惹かれる場所を探しています。

上の写真の場所は、ほぼ皇居周回上で見つけました。
ぱっと見ても何だかよくわからないですよね?
それがいいんです。

都会は人工物の塊です。

人工物では当たり前なのに、自然界ではほとんど見かけないものって何だと思いますか?


それは、直線です。

都会で撮影場所を探す時は、直線に注目してみてください。
きっと、新たな発見がありますよ。

2016年8月29日月曜日

ロケーションランニング撮影に使う機材のこと

ランナーを撮る道具、でまず思い浮かぶのは、大きなカメラに長いレンズではないでしょうか。

なぜなら、レースを走る選手をコース上で撮っているカメラマンのほぼ全員が持っている機材だからです。
見たことある人は多いと思います。

下のリンク先は、イベント写真撮影サービス『PhotoLand』のカメラマンさんの撮影後記です。

PhotoLand

カメラマンさんの機材がよくわかりますよね。
これが標準です。

こんな道具で撮れる写真の例はこちらです。






















これ、2004年の僕です。
北海道のトライアスロンレースで、スイムを終えて海から上がった直後です。
腕から肩周りはこれくらいに鍛え直したいな、と思っています。

話が逸れました。撮影機材の話です。

マラソンレースで標準的に使われている道具がなぜ必要なのか。
それは、

  • コース外の離れたところから撮ることが多いから
  • 選手の体形がデフォルメされないから
  • ピントが合ったところ以外が大きくボケて被写体が引き立つから
  • 大きな道具だと見栄えがしてプロっぽいから
こんな理由からです。

でも、ここまで書いてきてなんなんですが、大きく長くて重い道具はロケーションランニング撮影には向きません。
ロケーションランニングでは動き回ります。走りながら撮ることもあります。
だから、道具はできるだけ小さく短く軽く、を基本にして選びます。

僕が使っている具体的な機材には次回以降触れていきます。

2016年8月27日土曜日

ロケーションランニング撮影に向く場所の探し方






















ロケーションランニング写真のおもしろいところの1つは、普段の生活圏がどこでも撮影場所になることです。

上の写真はどこで撮ったと思いますか?

正解は、自宅のそばの公園です。
何も言わなければ、ちょっとしたトレイルにも見えるでしょう?

これはカメラを載せた小さな三脚を地面に置いて撮りました。
使ったレンズは焦点距離50mm。
僕のカメラはマイクロフォーサーズなので、画角は35mm判の2倍で100mm相当の中望遠になります。

焦点距離とかフォーサーズとか35mm判とか、カメラや写真の用語は今後触れていきますね。

ここで伝えたいのは、いつも見慣れている場所でも視点を変えると全く違った印象になる、ってことなんです。
上の写真には木が並んでいますが、そのさらに右側には広い道があって、散歩している人が大勢いるんです。
その人たちが写りこまないように、できるだけ並木の間隔が狭くなるように、そして草で隠れるような位置を探してカメラを置きました。
人の目よりも奥行きが圧縮されて写る望遠レンズを使ったのも、写真にしたときに並木の間隔を狭めるためです。

まとめると、

  • 撮影に向く場所はどこにでもある
  • いつもとは視点の高さを変えてみる
  • レンズを通して見てみる
こんな意識で身の回りを見直してみると、発見がありますよ。


2016年8月25日木曜日

走るカメラマンくらちゃんが考える、かっこいいランニング写真とは

















走るカメラマンくらちゃんです。

『ランナーのかっこいい写真を撮る方法』にようこそ。

このブログでは、ランナーをいかにかっこよく撮るか、その方法について書いていきます。


みなさんはマラソンの大会に参加したことがありますか?

僕はあります。
(マラソンも、ですが、トライアスロン歴が長いです)

参加した方はご存知だと思いますが、プロカメラマンが撮ったランナーの写真を買うことができるサービスがあります。

では、このサービスで実際に写真を買ったことがありますか?

僕はあります(笑)。2回だけ。

トライアスロンもいれれば100回近く大会に参加していますが、写真を買ったことがあるのは2回だけなんです。
どうしてかというと、単純に気に入った写真がなかったから。

撮ってもらった写真のサムネイルを見てみて、こんなことを考えた経験はありませんか?

  • 頑張り過ぎていて顔がブサイク…
  • ゴール直前、疲労のピークで腰が落ちててフォーム汚い…
  • 斜め後ろのおじさんさえ写っていなければ…

僕はあります。数え切れないほど(^^;

逆に、気に入って買った写真はどんなものだったかというと、

  1. 他の選手が写っていなくて自分だけ
  2. 背景がシンプルで、ロケーションが素敵
  3. 自分にとって節目、記念になる

に当てはまるもの。
1と2は、ランニング系雑誌の表紙や特集記事の写真を思い浮かべてもらえればわかりやすいと思います。

最近のマラソンレースって1万人規模はざらで、フルマラソンを3~5時間で走る一般ランナーってものすごい数いるので、コースのどこにいても周りに誰かがいますよね。
その中で1人だけを切り取るなんてほぼ不可能なんです。
だから写真の背景も人だらけ。

マラソンレースの中にはコースのロケーションがすばらしい大会も多いです。
大会のポスターに惹かれてエントリーした、なんてこともあると思います。
実際、走っていて目を奪われるような景色に出会うこともありますが、それはランナーの目線。
カメラマンはランナーを撮っているので、景色の優先度は低いです。
ポスター写真のイメージとぜんぜん違った、なんてことありませんか?


せっかく写真を撮ってもらうなら、おっ、となって友達に見せたくなるようなものがほしいじゃないですか(笑)

でも、ない。

なら自分で撮ろう!と始めたのがロケーションランニング写真撮影です。

このブログでは、素敵なロケーションの中で走っている姿を周りに見せたくなる写真に撮る方法をお伝えしていきますので、お楽しみに。