2016年9月21日水曜日

走る人を広角レンズで撮ってみる | 歪みの効果

12mm / F10 / 1/640秒 / ISO200


















この写真は、走っている人(モデル:くらちゃん)を地面すれすれに置いたカメラで撮りました。
脚、長いでしょう?(笑)


使ったのは広角レンズです。

広角?

反対は望遠です。

広角レンズは文字通り、広い範囲を写せるレンズのことです。
レンズには必ず焦点距離というものがあって、数値が小さいほど広い範囲を写せます。

この写真を撮ったレンズの焦点距離は12mmです。

広角レンズの特徴は、すごく単純に定性的に書くと、
  1. 広い範囲を写せる
  2. 画面の手前から奥までピントが合いやすい
  3. 画面の端ほど歪んで写る
などです。

目の前に広がる風景をダイナミックに写真に残したいときは1.と2.の特徴を利用します。

3.の特徴はネガティブに思えます。
実際、建物などを撮るときに直線をしっかり出したい場合、広角レンズの歪みはやっかいです。

上の写真で脚が長く見えるのは、3.の特徴のように、画面端に近いところにある脚が歪んで写っているからです。
歪みと書くとイメージが良くないですが、うまく利用すると目を引く写真になりますよ。


★走るカメラマンくらちゃんのHPはこちら→A Location Running Photographer

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