2016年12月28日水曜日

ボランティア視点のトレイルランニングレース7 | FTR100&FT50

まずはじめに


来年のFT50にエントリーしてみようかな、
と思い始めたくらちゃんです。

エントリーするには30km以上のレースの完走記録が
必要なようなので、2017年5月のレースにエントリー済。

38km。

このくらいは仕事カメラ持って
動き回れるようになりたいものです。

今回は補給のこと


50km、制限十数時間となると途中での補給が不可欠です。
今年(もうすぐ年が変わってしまう!)の大会では
エイドごとに特色あるものを提供していたのですが、
僕がいたA8(FTR100の80km地点)エイドでは
豚汁を出していました。

サルベージさんに作っていただいた豚汁

これ、秩父のイタリアンレストランのサルベージさんが
大会のために用意してくださったんです。
さすがと言うべきか、出汁をとるところから丁寧に
作ってくださったようで、味見したエイドスタッフには
好評でした。
(僕はタイミングなくいただけませんでした…)

でも、80kmの山道をたどってきた選手の中には
肉の脂身を受け付けない人もいて、ちょっと複雑な
気持ちになりつつ、なるほどーと思っていました。
来年自分が走るとしたら、補給は避けて通れないからです。

ここで過去のロングトライアスロンの振り返りを


ちなみに、トレイルランでは2時間程度のレースしか
走ったことないですが、トライアスロンでは
ロングのレースを4回完走しました。
(5回目は集中豪雨で途中で大会中止)
4回ともタイムは12~14時間だったので、
レース中補給はしていましたが、もう10年前のことで
細かいことは忘れてしまいました。

それでも記憶に残っているのは、2006年の
アイアンマン五島長崎のとき。
当時のトップ選手がエナジージェルを
バイクボトルいっぱいに詰めて走っているという
話を聞いて、自分も試してみたんです。

見事に失敗しました。

味に飽きてすぐに受け付けなくなりました。
そして、口を動かすの大事だと気づきました。

途中のエイドでもらったPower Barを食べて
元気になれたんです。

それ以降、補給食には固形物を混ぜるようにしています。

最近の山用行動食


過去の経験から、山に出かけるときはミックスナッツを
行動食のメインにすることが多くなりました。
ドライフルーツを足してトレイルミックスにしたり。
加えて炭水化物もの。

ということで


遊びのときはこれでいけるのは先日確認しましたが、
レースになると頑張ってしまうはずで、
体の内外にダメージが溜まっていくはず。
その時に自分が何を食べられるのか、
みなさんは何を食べているのか、
大会の時の選手の反応はとても参考になりました。

こんなことを考えていると、選手もボランティアなど
大会運営に関わると良いことあるよな、と
改めて思います。

まだボランティアをしたことのない選手は、
来年のFTRでボラデビューしてみてください。


★走るカメラマンくらちゃんのHPはこちら→A Location Running Photographer

2016年12月20日火曜日

撮った写真をより良くする方法 | トリミング

まずこちらの写真を見てください。


これは最近Instagramにアップしたものです。

空中を走っているようなこの写真、
どう撮ったでしょうか?



正解はこちら。


これがオリジナルの写真です。

土手のように高くなっているところを走ってもらい、
それを下から見上げるように撮りました。

さらにここから切り出して、オレンジ色だけを残して
モノクロにしたのがトップの写真になります。

正直、撮った直後はがっかりでした。
おもしろい写真が撮れそうだと思っていた場所で
イメージしていた画角で撮ったのに、
平凡で残念な写真にしかならなかったのですから。

でも、せっかく遠くまで出かけて撮ったのだから、
削除してしまうのはもったいない。
どうにか生かす道はないものか。

そこで、オリジナルの中で良い部分を探しました。

見えたのは、背景が雲ひとつない快晴で
すっきりシンプルなこと。

この良さを生かすには余計なものを極力排除したい。
ここでは地面が邪魔です。

そこで、地面が入らず、足先から頭まで入るように
トリミングしました。

できれば右足先まで全部画面に入れたかったんですが、
伸びている草が入ってしまうのが嫌だったので
草と一緒に右足先をも切りました。

トリミングに対するくらちゃんの考え方


必要ならバシバシ トリミングするよ

これが僕の考えです。

いつもお世話になっている報道カメラマンの方や、
このブログを始めるきっかけを与えてくれた師匠も
トリミング肯定派なので、影響を受けています。

三脚使った風景写真やブツ撮りであれば
はじめから余計なものが画面に入らないように
することもできますが、手持ちで動体を
撮るならほぼ無理なことです。

それに、上の例のようにトリミングによって
ぜんぜん違うイメージの写真にするこもできます。
撮った後で浮かんだアイディアをトリミングで
試すのはすごく面白いです。

切ってみて見つかった新たな視点は、
次の撮影で生かせます。
その時はトリミングなしで済むように
最初から狙えばいいわけです。

これ、1回の撮影で撮影技術の引き出しが
何パターンも身につくことになるので、
ビギナーほどトリミングを試すのが良さそうです。

『撮って切る ほど上手くなる トリミング』


★走るカメラマンくらちゃんのHPはこちら→A Location Running Photographer 

ボランティア視点のトレイルランニングレース6 | FTR100&FT50

トレイルランニングレースのボランティアをして良かったな、
と感じるのは、大会終了後もお楽しみが続くからです。

先週末、エイドの中心メンバーが発起人になってくださって、
大会関係者10名で大会コースのA8エイドから
ゴールの秩父神社までの約30kmを辿ってきました。

僕自身はトレイルのレースを走った経験は2回しかなくて、
しかも2回とも15kmほどの2時間かからない大会でした。
遊びで20kmくらいのトレイルを移動したことはありましたけど、
初の山道30km、けっこう不安だったんです。

でも、強い人に引っ張られ、素敵な人たちに和まされ、
意外にやるじゃん埼玉の山も、なコースと景色を
楽しんでいたら、8時間があっという間でした。
もし来年FT50にエントリーしても、最後まで
たどり着けるんじゃない?って勘違いするくらい。

充実の1日をありがとうございました。

ボランティアやって仲良くなれる理由


単純に、同じ釜の飯を食ったからだと思います。
今までの経験で、寝食を共にすると関係が
深まりやすい気がしています。
だから、学生の時の運動部仲間とは
今でも関係が続いてることが多いです。

だから、チームで合宿をしてみてください。
きっと良いことありますよ。

※この日はカメラ修理中で写真ありません


★走るカメラマンくらちゃんのHPはこちら→A Location Running Photographer

2016年12月7日水曜日

プロボクサー『松尾 雄太』選手の撮影

右ストレートを打ち込む松尾選手

先日、プロボクサーの松尾雄太選手を撮らせていただきました。

松尾選手はJBC(日本ボクシングコミッション)フライ級1位!
来年初頭にはタイトルマッチだそうです。

打っているときは上の写真のように鋭いイメージですが、
話しているときは素朴で柔らかい印象です。
青森出身と知って納得しました。

その人柄のためだと思いますが、サポーターの方が
応援用のグッズを作ってくださるそうで、その素材写真を
撮るのが目的でした。

プロボクサーですし、ランキング1位なので
取材などで撮られ慣れているのかと思っていましたが、
実はそうでもなかったみたいで意外でした。

最初は(お互いに)硬かったと思いますが、
パンチを打ち込んでいるところを撮る段になると、
さすがプロボクサー。
眼前の空間に相手が見えているのか
目つきが半端なく、それがまたかっこいい!

タイトルマッチで勝ってさらに上を目指してほしいです。
今回の写真がほんの少しでも役に立てば
こんなにうれしいことはないです。

応援してます!


★松尾選手のブログはこちら→マツオ雄太(ユータ松尾)のブログ

松尾選手の普段はこんな笑顔 くらちゃんはピース苦手


★走るカメラマンくらちゃんのHPはこちら→A Location Running Photographer

2016年12月5日月曜日

ボランティア視点のトレイルランニングレース5 | FTR100&FT50



えー、どこまで書いたっけ?

もう、思い出したことを書くことにします。

事前準備


今回、各エイドにはミッションが与えられていました。

それは、

エイドごとの特色を出すために、
テーマを決めて演出する

というもの。

これはトレイルランニングレースらしいところかもしれません。

どういことかというと、FTRではチーム単位で
エイド運営を任されていたのです。
つまり、日頃から連絡を取り合ったり、
一緒に山へ出かけたりしている仲間が集まって
1つのエイドを仕上げるということ。
結束しやすく、盛り上げやすくなります。
エイドスタッフの管理も各チームに委ねられていたようです。

それで、エイドごとに予算をつけて、
その範囲内でテーマ決めて好きなようにやってね、
ということだったのでしょう。

天候含めて不安定な状況になりやすい山では
急作りのチームで失敗することもありますから、
ありなんだと思います。

逆に僕のように無所属単独行動人には
溶け込めない不安がつきまといます。

第1回の昨年は家から近いからという
流川のような理由で参加しましたので、
レース前日の1日目はそこそこドキドキしていました。

輸送の仕事が始まってみると、輸送班のみなさんが
気さくで頼もしい方ばかりだったので、
安心して仕事できましたけど。。

ちなみに、去年輸送班でお会いしていた方と
今年はペアで仕事できたのは良かったです。

話を戻します。
このFTRのボランティアを通じて感じたことがあります。
山系の方々にはやや内向きの方が多いのかな、ということ。
話してみると気さくで良い方ばかりなんですが、
団体やチーム単位だとグループで固まっているように
見える気がするんです。

偏見かもしれません。
でもちょっとだけ、そう思いました。


去年ご一緒させていただいたFunTrails運営の
A8エイドに今年も混ぜていただきました。

FunTrailsはレース主催の母体と言ってもいいチームです。
そこで決まったテーマは『青』。

代表の奥宮選手がいっつも青いウェアを着ていて
青のイメージが強いからだそうです。

事前準備から色々やっていたのですが、
詳細は後日に回すとして、出来上がった
エイドは上の写真の通りです。
電飾も青、おっくんの等身大パネルも
電飾で飾りつけ。
ボランティアが着るベストも青でしたので、
青々としたエイドができ上がりました、とさ。


何日もかけて書いているので支離滅裂になってしまいました。
すみません…

2016年12月1日木曜日

今週末です | 第2回撮影会ジョイラン

12月3日の土曜日は、第2回撮影会ジョイランの日です。

詳細はこちら→第2回撮影会ジョイラン@多摩湖

当日カメラマンを務めるちょーさんが現地の下見をしてきてくれました。
その一部をここでご紹介しますね。

紅葉と草と青空 赤緑青の3原色

今週末は紅葉の最終盤になるでしょうね。
これだけ見事な木のそばに誰もいないというのが
この場所の魅力です。

銀杏

銀杏の木は葉が落ちてしまったそうです。
ちょっと残念ですが、黄色い絨毯の上を走る様子が撮れるので、
むしろ歓迎かも。

秋のトレイルの醍醐味

この道を走る音が聞こえてきそうです。

今日までお申し込みいただけますので、
上の写真の場所を走る姿をイメージした方は
ぜひご一緒しましょう!