2017年3月5日日曜日

レンズの絞りって、何?

僕の写真やカメラとの関りは大きく2つあります。

1つはプロカメラマンとして依頼してくれた方に
満足していただける写真を撮る人であること。

もう1つは、機材や仕組みのことは苦手だけど写真やカメラに
興味がある人の苦手を克服するお手伝いをすること。

2つめの柱を具体化するため、『LENS BASE』と名付けて
"写真を撮ることを楽しむ場"をご提供する活動を始めました。

LENS BASEのFacebookページ→こちらです

取り組みたいことはたくさんありますが、
まずはレンズをいじったり交換したりして
写りの変化を楽しんでいただけるように
内容を充実させていきたいと思います。

レンズの絞りに注目


さて、カメラのレンズには『絞り』という機構があります。
どんなものか、こちらの動画をご覧ください。



レンズの中で穴の大きさが変わっていくのが見えましたか?
これが絞りです。

このレンズは、レンズについた環を回して絞りを動かすタイプです。
昔のレンズはどれもこのタイプでした。
わかりやすいですよね。

次にこちらの動画をご覧ください。


このレンズには絞りを動かす環はありません。
基本は常に開放状態です。

カメラ本体側で絞りの大きさを設定しておくと、
動画のように、撮影の瞬間に絞りが動きます。

最新のデジタル一眼カメラ用レンズはほぼ全て
後者のタイプです。

カメラの後ろ側からは絞りの動きは見えないので、
この仕組みを知らない人もいるのではないでしょうか。

F値と絞りの関係


写真やカメラに興味が出てくるとほぼ必ず
見聞きする単語の1つが『F値』でしょう。

これを変えるとボケ方が変わるよーって言うんですが、
具体的には上の動画のようにレンズの絞りが動いて、
結果として写り方(ボケ方)が変わります。

カメラ・レンズの仕組みや動きと写り方の変化を
関連付けておくと、撮りたい写真を撮るための
カメラ設定に迷わなくなります。

狙い通りに撮れるとおもしろいですよ。
(その先には偶然のおもしろさが…)


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