2017年3月2日木曜日

後楽園ホールでボクシング撮影する時のポイント

初めて後楽園ホールでプロボクシングの試合を観戦してきました。

今回は一観客としてでしたが、撮影する場合機材などをどうするか、
考えながら見てきたことを書きたいと思います。

後楽園ホールは意外と狭い


リングの設営されたホールに入った瞬間の感想です。
想像以上にコンパクトな空間です。

観戦した席の場所はこちら。


35mm判換算270mmの画角で撮ると選手はこのくらいの大きさで写ります。

OM-D E-M1 / Ai Nikkor 135mm F2.8

200mmくらいのほうがリング全体が画面に入って
選手の動きを追いやすいと思いました。

リング下で狙っている人たちが使っているレンズは
基本が標準ズームだったようです。
広角側でリング全体を、望遠側で選手の表情を撮れるので
きっと便利ですね。

選手を見上げる形になるので、選手が前傾姿勢でも
表情を狙いやすいだろうと思います。

ストロボは禁止


選手への影響を避けるため、ストロボを使った撮影は禁止です。
事前に場内アナウンスがあります。

上の選手が対峙している写真は
  • 絞り F5.6
  • SS 1/640秒
  • ISO感度 4000
  • 露出補正 -1.0
で撮りました。

最新のデジタル一眼レフならストロボなくても
まったく問題なく撮れます。

いちばん準備すべきこと


観戦したイベントは全7試合、約3時間でした。
選手の動きや試合展開は始まってみないと
わからないことが多く、連続AFで被写体を
追い続ける時間が長くなります。

つまりバッテリーを消費するということ。
予備バッテリーは十分に持っていくと安心です。

僕は観戦者のつもりで出かけたので、
直前の撮影仕事が終わった時のままでした。
結果、バッテリーなくなってほとんど撮れず…
もちろん仕事であれば事前準備と確認をするので
こんなことにはなりませんよ^^

最後に後楽園ホールの魅力を


エントランスからホールのある5Fにつながる階段の両脇には
歴史を感じさせる書き込みがびっしり。
いつかこれがなくなる日、どれほどの人が嘆くことか…

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