2017年5月26日金曜日

僕が飯能アルプス奥武蔵丸山トレイルランの写真撮影をするなら

5月21日に行われた、

『飯能アルプス~奥武蔵丸山トレイルラン』

に参加してきました。
4日経って筋肉痛はなくなりましたが、膝から下のむくみと
虫刺されあとのかゆみがおさまりません。

レース参加目的は3つ。

  1. 完走して秋のFT50のエントリー条件をクリアする
  2. 自分でも走ってみて選手の気持ちを知ってサポートに生かす
  3. コース上の良い撮影スポットを探す

1つめはクリアできました。
制限時間10時間のところを9時間37分もかかりましたが、何とか…

2つめ
過去にボランティアをしたレースで、選手がゾンビのように見えた理由がわかりました。
レース中、ゾンビになってる自分を客観視している自分がいました。

3つめ
ロケハンの結果です。
今回はこれについて書きたいと思います。

僕が撮影場所を決めるときのポイントがいくつかあります。

  • 選手が気持ち良く走れそうな場所
  • 大会を象徴するような場所
  • 選手の邪魔にならずに撮影できる場所
  • 抜けの良い場所

ファンランナーとしての自分がいつも思うのは、気持ち良く楽しそうに
走っている様子を撮ってほしいということ。
これはランニング仲間の様子を見ていても同じだと感じています。

開催地それぞれにランドマークになるようなところがあります。
東京マラソンなら2大タワーや浅草寺などです。
それらを写真に入れるとその大会らしさが増します。

大会の主役は選手なので、どんなに良い写真が撮れる場所でも
邪魔になってはいけません。

『抜けが良い』というのは写真画面の奥行き方向に余計なものがないという意味です。
そんな場所で撮ると主役の選手が引き立ちます。

レース中、こんな視点で撮影ポイントを探していました。
が、4つ全部を満たす場所は見つかりませんでした。

あえて挙げるならコース中盤から後半が中心になります。

  • 子の権現
  • 正丸峠のトレイルか丸山へ向かうトレイル
  • 金昌寺の地蔵群
  • 最後のロード区間で武甲山が正面に見えるところ

子の権現の参道には立派な仁王像が2体立っていて、
選手はその間を通るので、コースを特徴づける場所です。
しかし、そこにたどり着く前の飯能アルプスで
相当消耗させられるので、気持ち良く走ってる人は
ほとんどいないと思います。
それにエイド直後なので、食べながら歩いている人も多くて
走ってる姿を撮りにくい場所でもあります。

正丸峠から丸山にかけては激坂は飯能アルプスよりも少なくて
走りやすい場所も多くあります。
抜けの良いところもあるのでトレイルランらしい
写真にしやすい場所です。
しかし、その写真を見て正丸峠だとわかるような特徴がない…
おしいです。

金昌寺に下ってくると、たくさんの地蔵菩薩の石像が現れます。
かなりの数で、しかも生えてるんじゃないかと思えるくらい、
崖や岩と一体化しているように見えるほど長い時間
そこにあるようなものばかり。
ここはトレイルではないですが、コース内で一番写真映えする場所です。
もっと元気なうちに通るなら…

金昌寺を過ぎてゴールに向かうロードに出ると、
真正面に武甲山が現れます。
僕が通ったのは18時頃。
太陽が秩父の山並みに沈みかけて空が赤から紫に染まる時間帯に、
S字にくねった道を武甲山に向かって進む選手の後姿は、
哀愁漂うような写真になると直感しました。
ここを颯爽と走れるのはトップ選手なので、通過するのは
まだ太陽が高い時間帯。
悪くはないですが、夕方のほうがもっと良いと思います。

以上、僕が飯能アルプス奥武蔵丸山トレイルランのコースで撮影をするなら、
という視点で撮影スポットを4ヶ所挙げてみました。
今回のレースではカメラを持たなかったので、1コマも写真がなくて
文章だけになってしまい、みなさんはイメージしにくかったと思います。
興味がありましたらぜひ出かけてみてください。


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